
The Big Picture
なぜ欧米のCIOは“攻め”、 日本のCIOは“守り”なのか?
ゲスト:中川 いち朗氏(元シスコシステムズ合同会社 代表執行役社長)
欧米ではCIOが経営の意思決定に深く関与するのに対し、日本ではIT部門長止まりなことも多い。なぜその差が生まれるのか?どう埋められるか?を元シスコシステムズの中川氏に語っていただきました。
登壇者

中川 いち朗

柴田 陽

関口 舞



中川 いち朗
柴田 陽
関口 舞
Profile

中川 いち朗氏
働きがいのある会社 大企業部門3年連続日本一
Japan Leaders Award 2022・2023 受賞
2015年より 経済同友会 会員
トライアスロン・アイアンマン完走者
著書
1枚の紙で夢はかなう
(2018年、日本・台湾・中国で出版)
デジタルの力で人、モノ、情報を繋ぎ、誰もが認められていると実感できる社会を作り、イノベーションによる新しい世界の創造を目指します。
ビッグデータとAIを活用し、日本を世界をリードするデータドリブン社会のモデルとして再興します。
AIに支えられたビッグデータこそが次のフロンティアであると確信しており、これまでの経験を活かして、顧客と社会のためにデータドリブンな世界を実現し、グローバルな変革に貢献したいと考えています。 日本が持続可能でインクルーシブな未来を創るグローバルなモデルとなることを目指しています。生産性の低さ、ジェンダーギャップ、人材不足など多くの課題を抱える中で、日本の顧客は破壊的イノベーションに対して慎重です。私はそのような顧客がデジタル変革を通じて前進できるよう全力で支援します。 DX(デジタルトランスフォーメーション)とGX(グリーントランスフォーメーション)は世界的に重要な取り組みですが、その成功にはAIと半導体技術の民主化によってデータの真の可能性を引き出し、新たなビジネス価値を創造することが不可欠です。顧客とともに、グローバルを持続可能かつデータドリブンな社会へと変革していくことが私の使命です。
顧客第一主義:顧客の成功が私たちの成功
勝利への執念:実行、実行、実行による成果主義文化の醸成
不可能を可能に:限界は自らが決めているに過ぎない
大きく考える:イノベーションは、枠にとらわれない発想と長期的視点から生まれる
Think Global, Act Local:グローバルな視点を持ちつつ、ローカルなニーズに即応すること
人を第一に:共通の価値観を持ち、自由と自律性を重視
ビジョナリー:Purpose(目的)、Vision(未来像)、Strategy(戦略)を共有するチームビルディング
アジャイル:迅速な意思決定、計画的なリスクテイク、フィードバックの即時反映
全業種にわたる顧客・パートナー企業の経営層との信頼関係を基盤とした豊富な営業経験
HW、SW、SI、BPO、クラウド、ネットワーク、データセンター、コラボレーション、5G、IoT、AIといった多岐にわたるテクノロジー知識
グローバル企業での高業績かつインクルーシブな企業文化を牽引したリーダーシップ経験
包摂的な文化を築き、チームのエンゲージメントと信頼を高める力

柴田 陽氏
スタートアップのプロダクト開発と大企業における組織変革・デジタルトランスフォーメーションの経験から、大企業の基幹システムに課題を感じ、世界初のHeadless ERPをローンチ。
日本拠点のスタートアップとしてはじめてYコンビネーターに採択された。
テイラーを連続起業家としての集大成の事業と位置づけ、シリコンバレーに拠点を移し日本発グローバルに挑戦している。
スタートアップのプロダクト開発と大企業における組織変革・デジタルトランスフォーメーションの経験から、大企業の基幹システムに課題を感じ、世界初のHeadless ERPをローンチ。
日本拠点のスタートアップとしてはじめてYコンビネーターに採択された。
テイラーを連続起業家としての集大成の事業と位置づけ、シリコンバレーに拠点を移し日本発グローバルに挑戦している。
東京大学経済学部卒業。
学生起業を経て新卒でマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。
これまでに5社を創業し、3社を売却してきた連続起業家。
2021年テイラー株式会社を設立し、2022年に米国のスタートアップアクセラレーター「Yコンビネーター」採択
過去のイグジットに来店ポイントサービス「スマポ」(株式会社スポットライトー現楽天ペイメント)、バーコード価格比較アプリ「ショッピッ」(IMJー現アクセンチュアに売却)、オンライン漢方相談サービス「わたし漢方」(アイセイ薬局グループに事業譲渡)等。
立ち上げに関与したスタートアップに、Japan Taxi(合併し現在はGO株式会社)、Funds株式会社など
